安くて薄いノートパソコンスタンド「VINCI(ヴィンチ)」を購入し、2週間ほど使ったので使用感をレビューしていきます。
レビューする前に私の使用環境をお伝えすると、こんな感じです。
- 毎日2時間程度、カフェのテーブルで使用
- 使っているパソコンはMacbookAir 11inch
- 作業内容はブログの記事執筆・画像作成・サイト制作・メール
Contents
ノートブックスタンドの入門編にピッタリな「VINCI(ヴィンチ)」
「VINCI(ヴィンチ)」はノートパソコンスタンドを使うメリットをしっかり体感できますが、使ってて気になるポイントも多いノートパソコンスタンドでした。
ノートパソコンスタンドが気になってるけど、自分に合うかわからなくて買うか迷ってる方には、「VINCI(ヴィンチ)」がノートパソコンスタンド入門編としてピッタリだと思います。
ただ、これから長い期間ノートパソコンスタンドを使っていく方には、あまりオススメできません。
まず使って最も良かったのが、ノートパソコンを見る時の視線が上がり、肩や背中がこりづらくなったこと。
「VINCI(ヴィンチ)」の使用感まとめ
「VINCI(ヴィンチ)」の使用感を先にざっとお伝えしていきます。
ノートパソコンでの作業が増えてから、肩と背中のこりが結構酷かったんですよね。
また、キーボードに角度がついたことでタイピングがかなり楽になりました。
私の作業の大半はタイピングだったので、これはかなり嬉しいところ。
ただ、安定感があまりなく、キーボードの端をタイピングするとガタつくところがマイナスポイント。
ちなみにノートパソコンスタンドで角度をつけると、トラックパットでの操作がかなりやりづらくなります。
トラックパットの操作がメインの方にはあまり向いていないかと。
「VINCI(ヴィンチ)」を購入した理由
そもそもノートブックスタンドの導入を検討した理由は、ノートブックで作業することが増えて肩と背中がよく凝るようになったこと。
整体やマッサージに通ってメンテナンスはしているものの、もっと楽になる方法はないかなーと探している時にMonographさんのブログで「MAJEXTAND」を紹介している記事を見つけました。
▼Monographさんのブログ
もっと上を見よう。Macbook用極薄スタンド「MAJEXTAND」
この記事でノートブックスタンドの存在を知ったことが、ノートブックの導入を検討したきっかけでした。
本当はデザインが良くて安定感もありそうな「MAJEXTAND」が欲しかったのですが、結構高いんですよね。(6,000円弱)
ノートブックスタンドの使用感がわからなかったので、6,000円も出して使い続けなかったら嫌だなーと思って、もっと安いノートブックスタンドを探していた時に見つけたのが「VINCI(ヴィンチ)」でした。
私が数あるノートブックスタンドの中から、「VINCI(ヴィンチ)」を選んだ理由はこの4つです。
- 価格が2,000円弱と安かった
- ノートパソコンに貼り付けるタイプのスタンド
- 薄い
- Macbookに対応
ノートブックスタンドには、このようにスタンド単体で独立しているタイプもあります。
ただ、スタンド単体で独立するタイプだと持ち運ぶ荷物が増えるので選択肢から外していました。
また、ノートブックに貼り付けるにあたって、厚みがあるとかさばるので薄くて安いノートブックスタンドを探していました。
その条件に当てはまったのが、「VINCI(ヴィンチ)」だったんです。
「VINCI(ヴィンチ)」の特徴
「VINCI(ヴィンチ)」の特徴をざっとご紹介すると、この3つ
- 角度調整が15度と25度の2段階
- 薄いからかさばらない
- 簡単に取り付けられる
角度調整が15度と25度の2段階
「VINCI(ヴィンチ)」はスタンドを自分で折り曲げて角度を調整するのですが、15度と25度の2段階から角度を選べます。
15度に折り曲げた状態の写真がこちら

25度に折り曲げた状態の写真がこちら

ただ、25度は角度がつきすぎて作業がしづらいので、ほとんど使っていません。
薄いからかさばらない
「VINCI(ヴィンチ)」の厚さは3mmなので、かさばらずスリーブにもそのまま入れられます。
「VINCI(ヴィンチ)」の厚みを写真でお見せするとこれぐらい。

簡単に取り付けられる
「VINCI(ヴィンチ)」は吸着力があるシールみたいな素材でノートパソコンに貼り付けます。
貼り付ける位置の調整は面倒ですが、貼り付ける作業自体はめちゃくちゃ簡単。
「VINCI(ヴィンチ)」の使用感
最後に「VINCI(ヴィンチ)」を使って「良かったところ」と「良くなかったところ」をお伝えしていきます。
「VINCI(ヴィンチ)」の良かったところ
2週間使って良かったところはこの2つです。
- 視線が上がって、肩と背中がこりづらくなった
- タイピングが楽になった
正直、「VINCI(ヴィンチ)だから良かった」というよりは、ノートパソコンスタンドの良さを実感したという印象です。
視線が上がって、肩と背中がこりづらくなった
これが一番良かったところ。
ノートパソコンスタンドを導入した理由でもある肩こりと背中のこりが軽減されました。
たった15度角度をつけるだけでも、意識せずに視線が上がって姿勢が良くなります。
姿勢が変わるだけで、こんなに身体に影響があるんだなとちょっと感動してます。
タイピングが楽になった
キーボードってテーブルと平行に置くよりも、角度がついていた方が私は打ちやすいと感じています。
「VINCI(ヴィンチ)」で15度の角度をつけて使っているのですが、角度をつけない時よりもかなりタイピングしやすいです。
「VINCI(ヴィンチ)」の良くなかったところ
次に「VINCI(ヴィンチ)」の良くなかったところをお伝えしていきます。
「VINCI(ヴィンチ)」の良くなかったところは、この5つです。
- タイピングしているとそこそこガタつく
- トラックパッドでの作業がやりにくい
- 慣れるまで角度のつけ方が難しい
- 貼る場所によっては倒れる
- Macbookと一体感がない
ノートパソコンスタンドとしての役目は果たせるものの、不満点は結構多かったです。
タイピングしているとそこそこガタつく
「VINCI(ヴィンチ)」はあまり安定感はありません。
タイピングや操作できなくなるほどではないものの、キーボードの端のキーをタイピングするとガタつきます。
倒れるほどではありませんが、集中してタイピングしていると結構気になります。
トラックパッドでの作業がやりにくい
角度をつけるとタイピングはしやすいのですが、トラックパッドの操作はかなりやりにくいです。
15度の角度で使っても、トラックパッドは操作しづらいので、それ以上の角度をつけるとかなりやりにくいと思います。
ノートパソコンスタンドを使って、タイピング以外の操作をする場合はマウスを使った方が効率が良いです。
慣れるまで角度のつけ方が難しい
「VINCI(ヴィンチ)」は、スタンドの折り方によって角度を変えられるのですが、スタンドが色々な方向に曲がるため、どう折っていいかわかりにくいんです。
慣れてくるまでは、実現したい角度に折るのに手間がかかりました。
カフェでスタンドに苦戦すると恥ずかしいので、自宅でスタンドの立て方を確認しましょう。。
貼る場所によっては倒れる
「VINCI(ヴィンチ)」をパソコンに貼り付ける位置によっては、スタンドを立てるとパソコンが倒れてしまいます。
できるだけディスプレイに近い位置に貼れば大丈夫ですが、説明書がないのでかなりわかりづらいんです。
また、ディスプレイ側が重く、キーボード側が軽いパソコンだとうまく立たない可能性が高いです。
Macbookと一体感がない
Macbook専用ではないので当たり前ですが、貼り付けた時のデザインの統一感がなくなります。
アルミ素材の本体と全く違う素材のスタンドを一緒に見ると、スタンドだけ不恰好に目立ってしまいます。

Macbookのデザインにこだわりがある人は、ちょっと受け入れられないかもしれないです。
不満点は多いけど、ノートパソコンスタンド入門編にはピッタリ
「Vinci(ヴィンチ)」は値段が安く、作りもそこそこしっかりしています。
不満点も多いものの、ノートパソコンスタンドの導入メリットはしっかり感じられました。
ノートパソコンスタンドを試してみたいけど、自分に合うか合わないかわからないから、とりあえず試してみたい
という方にはピッタリだと思います。
ただ、
- トラックパッドでの操作がメイン
- 長く使えるしっかりしたノートブックスタンドが欲しい
という方には、「Vinci(ヴィンチ)」をオススメできません。
私自身ももう少し使ってみて、ノートパソコンスタンドを使い続ける気になったら、もっといいノートパソコンスタンドを探しす予定です。
※多分「MAJEXTAND」を買うと思います。